東京都足立区大谷田にあります《宗教法人福寿院》は、寺院経営(宗教活動)を通じて、ご信仰の大切さを広めていきたいと考えております。

 

福寿院ブログ

 
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おはぎか?それとも、ぼたもちか?
2016-03-20
 今日はお彼岸のお中日です。前日の金曜日はあいにくのお天気でしたが、とてもいいお天気になりました。朝早くからご家族お揃いで、お墓参りのお檀家の皆様でにぎわっていました。中には久しぶりに当山にご来寺された方が、ご本堂がなくなっているのを見てびっくりされていました。「どこで手を合わせればいいのですか?ご本尊様はどこですか?」と心配される方もいらっしゃり、「安心して下さい。仮本堂として客殿奥の間にご本尊様を安置しております。客殿玄関入口でお参りされて下さい。」と、お答えしました。わかりやすい様に小型のお賽銭箱が置いてあります。
今日はお中日ですのでご本尊様に「ぼた餅」をお供え致しました。和菓子屋さんに電話で注文をした時に、「ぼた餅10個お願いします。」と言った所「・・・?ぼた餅?・・」どうやら通じなかった様です。すかさず「えっと・・・。おはぎ10個。」そうしたらお店の方が「ああ、おはぎねっ。」そんなやり取りをしました。おはぎとぼた餅? 一秋の七草に萩があるので「おはぎ」、春は牡丹が咲く時期だから「ぼた餅」ー という説があります。お店で商品を見ると、最近では季節に関係なくおはぎと表示されています。もち米にあんこがくるんであるのは同じですが…! あとで山内でも美味しく頂きまた。合掌
                                             
 
 
3月のいけばな ②
2016-03-19
花材
写真左●フリージア(紫)・グリーンカラー・カーネーション(黄)・ドラセナサンデリアーナ
写真右●木苺・SPカーネーション(ミニティアラコーラル)・フリージア(黄)
 
春のお彼岸が始まりました
2016-03-17
 春のお彼岸が始まりました。暑さ寒さも彼岸までというように境内では、春の花が咲いています。今日も朝早くからお墓参りのお檀家さんがお見えになりました。お彼岸の期間は年二回あり、春分と秋分の日を中日としてはさみ、彼岸の入りから明けまでの前後3日間(一週間)になります。お彼岸中は仏教徒として普段以上に精進努力した生活を送り、よく戒律を守り、自己を修養し、功徳を積むための期間です。その中で先祖を偲び・敬い、お墓参りやお塔婆を建てて故人の冥福を祈ります。それらの行いが善行となり功徳を生み、そのご利益が他に手向けられて行きます。お彼岸とはただお墓参りをするだけの期間ではありません。
彼岸とは昔のインドの言葉で「パーラミター」波羅密の漢訳である到彼岸を意味します。到彼岸とはむこう側の世界(仏・悟りの世界)、反対にこちら側の世界(苦しみ・迷い・悩みの世界)を指します。またお釈迦さまが説いた貪瞋痴を三毒といい「むさぼりの心」「いかりの心」「おろかな心」を指し、その心を捨て彼岸へわたる六波羅密「布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧」の教えを実践する修行の期間です。
お彼岸は、先祖を敬い、仏の教えに従って生活をすることを再確認するための期間であり、次の世代に受け継がれるように、ご家族皆様でお墓参りをすることが大切です。
 
岐阜県から富山県へ
2016-03-15
 昨日に引き続いて岐阜県(写真は長良川)から次の視察場所、富山県井波を目指し車で移動しました。前日は雨が少し降っていましたが、この日はとても気持ちいいお天気になりました。季節は春ですが北陸はまだとても寒いです。移動の途中時々雪がちらついていましたが、ところどころに春の気配が感じられました。井波に到着して、福寿院ご本堂、特に建方に使う梁「虹梁」の彫刻の進み具合を視察してまいりました。詳しくは本堂建立進行状況にてお伝えします。
 
岐阜県 鬼瓦検査へ行ってきました
2016-03-14
 ご本堂建築に伴い、今回の視察は岐阜県にある美濃瓦の工場視察「鬼瓦検査」に行ってまいりました。美濃瓦は大変耐久性・耐寒性があり、とても丈夫で奈良県の国宝東大寺大佛殿や大本山池上本門寺の本瓦葺きの屋根にも使用されています。百年単位で定期的に腕のいい職人の方が葺き直してやれば、数百年もつとされ、福寿院ご本堂の瓦もこの美濃瓦を使用します。工場に着くとさっそく鬼瓦の側面に住職の名前と完成予定の日を刻みました。詳しくは本堂建立進行状況のページに載せています。
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