本堂建立記録

   
 平成26年3月に、東日本大震災による屋根裏床下等の未調査部分の被害もふまえ、ご本堂全体の現状調査を実施いたしました。国の発表に基づき東海大震災・東南海・南海連動型地震に備え、また瓦も寿命をむかえておりますので、当初は修繕改修及び耐震施工を行う予定でございました。大手建設会社二社に調査を依頼したところ、被災部分も多数発見されましたが、それどころか耐震施工を施しても十分ではなく、その後五十年から六十年で建替えを余儀なくされる可能性があり、今後予想される大地震での倒壊の恐れさえも指摘される結果が出されました。ご本尊様をお守り頂くためにも、また当山にご法要・参拝・墓参等のためにご来寺される檀信徒の皆様の安全の確保のためにも、役員会に於いて厳粛に審議した結果、ご本堂を建替えることと決定いたしました。
 
 
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平成26年9月 長野県木曽郡 池田木材(株)買い付け
長野県木曽郡に社屋を構える池田木材㈱様へ本堂用柱を買い付けにいきました。
木曽福島の町は檜のいい香りいっぱいの町でした。池田木材の社長さんと設計士の中村先生が図面を見ながら檜に節がないか、木目の見え方など1本1本丁寧に検品しています。樹齢250年の木曽檜のサンプルを見せていただきました。天然のものは年輪が細かく詰まっていて人工的に人が植えたものの約三倍の年月を必要とします。古来より切り株には必ず人の手で檜の苗木が植樹されているそうです。「森の資源を大切にする習慣が古来より引き継がれている」と、お話をお聞きすることができました。うれしいお話です。福寿院本堂に使われる柱はサンプルよりも太い尺丸(一尺の丸柱用木材)の大きさで、樹齢300年以上でしかも無節です。そして、買い付けた天然木曽檜に1本1本住職名を記してきました。柱はすべてこの天然の木曽檜(尾州檜)が使用されます。
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