東京都足立区大谷田にあります《宗教法人福寿院》は、寺院経営(宗教活動)を通じて、ご信仰の大切さを広めていきたいと考えております。

 

福寿院ブログ

 
フォーム
 
久しぶりのキャサリンネタ更新です
2017-08-14
毎日、暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
 
忙しさで、なかなかブログの更新が出来ずにおりましたが、「最近、猫ちゃん見かけませんが、元気ですか?」と、よく尋ねられるので、久し振りにお寺の看板猫キャサリンネタで行きたいと思います!
 
お檀家さん 「キャサリンちゃんに何時行けば会えますか?」と、聞かれますが・・・
 
住職 『猫は、気まぐれですから・・・』と、答えます。 が! 一応、毎日のルーティンは大体決まっております!
 
キャサリンちゃんはこの時期、夏の間は毎日暑いので、日中は家の中のクーラーのよく効いた名誉住職のマッサージチェアの上で寝コロンでおります!(ぜいたくですね・・・)
 
早朝6時頃、名誉住職夫妻がウオーキングに出かけるのを寂しそうに山門の前で見送って、玄関のマットの上や石畳の上で寝コロビながら帰って来るのを待っています!(忠猫?)
 
写真は早朝、ライオンスタイルにトリミングされて恥ずかしい格好で寝転コロンで待っているキャサリンちゃんです!
 
夏は毛がフサフサして暑がるので、このライオンスタイルにトリミングをしてもらいイメージチェンジをしています!
 
注:もともとロング・ヘアーなので、顔と両手両足、シッポは毛を残さないとバランスをくずして真っすぐに歩けなくなってしまうそうです!!
 
そしてまた夕方涼しくになると、のそのそと外に出てきて鳥やセミなどを食べたそうに観察しております!
 
注:実際にキャサリンちゃんは鳥や昆虫が大好物です!!
 
もう一枚の写真は、凛凛しいお顔で寝コロビながら獲物を見つめているキャサリンちゃんです!
 
こう見えてもキャサリンちゃんは野性味が強いので、寝コロンでいても常に獲物を狙っております!!
 
注:このお顔の時は少し興奮気味なので、不用意に頭などを撫でようとすると寝コロンでいても噛みつきますのでご用心ください!!
 
花まつり
4月8日はお釈迦様の誕生をお祝いする日です。
 毎年、本堂の中に花御堂(はなみどう)をお祭りしておりましたが、檀信徒の皆様に広く知って頂き、お参りして頂けるよう、今年から本堂前の向拝にお祭りする事に致しました。
「花御堂」とは、花で飾った小さなお堂に、お釈迦様の像を甘茶で満たした灌佛盤(かんぶつばん)にお入れして祭ったものです。この小さな尊像に甘茶をかけてお釈迦様の誕生を祝います。
 
花まつり
今から2500年ほど前、インドの北の方にカピラという小さな国がありました。王様のスッドーダナ様とお妃のマーヤ様は、国の人々に尊敬され、幸せに暮らしていましたが、ひとつだけ悩みがありました。
それはまだ王子様がいないことでした。王様もお妃様も、毎日、王子の誕生を祈っておられました。
 ある夜の事です。マーヤ様は、六本の牙のある白い象が、おなかの中に入ってくるとという不思議な夢をごらんになりました。アシダ仙人を呼んで聞いてみると
「まもなく王子様がお生まれになります。」とおっしゃいました。
 春になって、マーヤ様は里帰りする途中、ルンビニーの花園でお休みになられました。ここで元気な玉のような赤ちゃんをお生みになりました。この時、何と空から甘露の雨(甘く清らかな雨が降りそそぎ、王子様の体を清めました。
その王子様がお生まれになった日が4月8日です。
甘露の雨が降ってきたという言伝えから、小さなお釈迦様の像に甘茶をかけてお祝いをするのです。
お生まれになった王子様はすぐに七歩あるかれ、右手は天を、左手は地をさして、
「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)とおっしゃったと伝えられています。
これは本当に七歩あるいて言葉を発せられたというよりも、お釈迦様のこの言葉と行動に教えが込められていて、2,500年もの間言い伝えられているのです。「天にも地にも自分のいのち(生命)はたった一つで貴重で尊いもの(大切なもの)」という意味で「生きとし生けるものの命はすべて(こんな小さな赤子の命でも)たった一つで貴重で尊いもの」「自分だけでなく、全てのいのちを大切にして、他を思いやる心(慈しみの心)をもちなさい」という教えで、七歩あるいたのは、人は誰でも自分の足で歩むことが出来この世の人々は本来全て平等であるという教えです。
王子はシッダルタと名づけられ、立派に成長しました。しかし王様にはならず出家し、つらい修行をし、この世の中を見つめ、覚りを開かれ、お釈迦様=ブッタ(目覚めた人)となって、たくさんの人々をその教えで救ったのです。
このお釈迦様の誕生をお祝いするのが花まつりです。
日本人の他を思いやる心は、この慈しみの心から来ており、1500年前に伝わったお釈迦様の教えが古くから日本人の心に宿っているのです。、最近外国人の旅行者に驚かれる日本のおもてなしの心も、このお釈迦様の教えが日本人の心に強く根付いている(宿っている)からではないでしょうか?。
 
困り事
2017-04-07
久しぶりのブログ更新です。落慶式の準備でなかなかアップ出来ませんでしたが、お陰様で本堂新築工事も順調に進み、来月に落慶式をむ迎えるまでとなりました。
 
毎年冬の間、いくら掃除をしても墓地や境内に供養花の花びらが散乱しています。注意して観察してみたら、どうやらヒヨドリの仕業でした。最近暖かく春らしく成り、気持ちよく境内の掃除をしていると、二羽のヒヨドリがいぼとり地蔵尊のあたりで仲良く並んで遊んでいるように見え、可愛らしいなあと思っていました。しかしよく見ると、いぼとり地蔵尊にお供えしているお花に食いついているではありませんか!!
しかもムシャムシャと菊の花ばかりを食べています。
          
 
写真を撮ろうと近づくと逃げられてしまうので、少し遠目で撮影してみました。
 
     
  黄色い菊の花が見事に食べられ、ピンポン玉のように丸くなっていました。しかもそこらじゅうに花びらが散乱しています。
冬の間、えさになる虫や木の実がないので、菊の花は貴重な食料になっているようです。確かに黄色い菊の花はエグミがなく人間にも食用になります。ヒヨドリもそれをよく知っているようで、食料の少ない冬の間お寺にせっせと通い菊の花を食べているようです。鳥たちも生きるために頑張っていると思うのでので、追い払わずに見守ってあげようと思いました。         
 
3月のいけばな②
花材
 写真左●小手毬・グロリオーサ・レモンリーフ
 写真右●フリージア・レモンリーフ
 
3月のいけばな
花材
 写真左●桃の花・金魚草・旭ハラン・カスミ草
 写真中●ストレリチア・シンビジウム・モンステラ
 写真右●レンギョウ・ストック・石化柳
<<宗教法人福寿院>> 〒120-0001 東京都足立区大谷田3-11-26 TEL:03-3605-7820 FAX:03-3628-3535