東京都足立区大谷田にあります《宗教法人福寿院》は、寺院経営(宗教活動)を通じて、ご信仰の大切さを広めていきたいと考えております。

 

福寿院ブログ

 
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12月のいけばな ①
花材
 写真左●石化柳・セーラ百合・ニューサイラン
 写真右●ぼけ・アイリス・ソネットハーティ
 
乳がん検診へ行って参りました
2016-12-23
先月、竹ノ塚にある乳腺専門クリニック「大塚ブレストケアクリニック」に乳がん検診へ行って参りました。
 
乳がんは日本人の女性がかかる割合が最も高く、年々増加して現在では14人に1人が乳がんにかかるそうです。年間6万人以上が乳がんにかかり、女性の死因第1位の乳がんは死亡率は30%で、早期発見をすれば治る確率の高い病気でもあります。私も半年に1回のペースで検診を受けています。
足立区から送られてくる乳がん検診のクーポンはマンモグラフィーのみの検診になりますが、先生は「マンモグラフィーでは見えない小さなものをエコーで確認する事が大事です」と、おっしゃっています。そのため、ちょっともったいない様に思いますが、区のクーポンは使用せず、マンモグラフィーとエコーの両方のセットを選んで受診しています。
ここは女性専用で、待合室には女性しか見当たりませんが、いつものように受付を済ませて少し緊張しながら待っていると、名前が呼ばれ個室に案内されます。
 
 
看護師さんに「上半身は脱いでこちらのガウンに着替えて、名前が呼ばれるまでここで待っていて下さい」と、言われます。雑誌なども置いてあり、とてもリラックスできる雰囲気のお部屋ですが、ここに入ると更に緊張して落ち着きません。実は、私は人一倍臆病の怖がり屋なのです。
 
 
しばらくすると、名前が呼ばれ検診を受けますが、結果が出るまでいつもドキドキしてしまいます。検診しながら先生がエコーの映像を見て「これは違います」とか「これは大丈夫ですよ」と色々と言って下さいますが、終わるまではとても緊張します。今回も結果は良好で無事に終わり、また半年後の検診と言うことで「ほっと一安心」です。年に一回では進行が速いこともあるので、二回受診されることをおススメ致します。
 人一倍臆病で怖がり屋の私は、初めはマンモグラフィーがとっても怖くて嫌でしたが、先生がていねいで優しい為、実際に受診してみると意外と平気でした。それよりも終わった後の安心感の方がとっても有りがたく感じます。
 
住職と宗派関係の会合でご一緒する、同じ豊山派の足立区関原にある大聖寺のご住職は、日本大学医学部の教授で、その石井敬基先生によると、
「マンモグラフィーを受けたからと言って安心してはいけない。ほとんどの乳がんは時間をかけてエコーで診察することで発見している。」
とおっしゃっていたそうです。やはり大塚ブレストケアクリニックの先生も同じことをおっしゃっていました。エコーを重視する病院や先生が、受診する側が選ぶポイントになるようです。
 
テレビや新聞の報道で、北斗晶さんや小林麻央さんなどの有名人の方が乳がんを公表された影響か、以前より検診を受ける方々でクリニックは混んでいるように感じました。
 
 私も、毎日元気でお寺で働けるように、そして大切な家族のためにも、検診は欠かさずに受けたいと思います。まだ未経験で受診をしたことがない方は、是非、検診の習慣をつけて下さい。
 
不動明王
9月8日にブログでご紹介しました仏師 渡邉雅文師の新たな粘土原型が出来たと当山に連絡が入りました。
 
実は、以前にブログでご紹介しました粘土原型のお不動様の三尊ですが、繊細に作られ素晴らしく感じましたが、ご本堂の脇の間には御厨子にお入れせずに安置する為、それには少し小さいように感じました。その後、思い切ってお不動様を一尊にし、もう少し大きくして頂きたいとお願いをしておりました。これはその時の写真で、翠雲堂の宮川さんが不動明王の大きさのイメージパネルを作って来て下さり、打ち合わせを行っているところです。一番右の小さいパネルが、以前粘土原型を見学しに行った時のお不動様の大きさです。三枚の大きさを比較した結果、西脇の間に安置する大日如来様のお顔の大きさに合わせ、左側のパネルの2尺の高さ(身丈)のお不動様に決定致しました。この大きさになると玉眼(瞳に水晶をはめる技法)をお入れする事が出来、さらに素晴らしいお不動様の仏像が期待出来ます。
 
 
 
そして、上の写真が仏師渡邉雅文師がご来寺した時の写真です。
仏師 渡邊雅文師が2尺の身丈のお不動様の粘土原型をお持ちになり、名誉住職にも見てもらい大きさを確認しているところです。
不思議な事に、渡邉宗雲師や渡邉雅文師のお宅に訪問した時にも感じましたが、平面の絵で見ると大きく見えますが、目の錯覚か、実際の粘土原型を立体的に見ると小さく見えてしまいます。
そこで絵と粘土原型を重ね合わせてみると、やはり絵と同じ通りの大きさです。
 
 
上の写真は、大日如来のパネルとお不動様のパネルを並べ合わせているところです。実際にはこんなに近くに並べて安置しませんが、両脇の間の二体の仏様のお顔や体のバランスを見て慎重に打合せを行いました。実際には台座や光背が有り、総丈は変わりますが、一尺の座った状態(坐像)の仏像が立ち上がった状態(立像)大きさ(身丈)が倍の二尺ほどになります。
 
そして、実際に本堂内を見て仏様をどの位の高さに安置するか、上に吊るす仏天蓋を吊り下げる位置や高さのバランスや、左右に来る位牌壇の高さや形状などを慎重に検討し確認して行きました。
 
これで教義通り、ご本尊様に向かって右側、東脇の間に胎蔵界の仏様であるお不動様を安置し、左側、西脇の間には金剛界大日如来様を安置する事が出来、ご本尊「延命地蔵様」を中心に伝統的な三尊形式で建立することが出来ます。お不動様は大日如来様が直接真言行者(衆生)を苦しみから救済する時のお姿であり、西脇の間の大日如来様の坐像が、実際にお立ち上がりになった時の大きさ(身丈)を、東脇の間のお不動様の立像のお姿でその大きさを具現化する事が出来ます。ご本堂の完成と共に落慶式にはお披露目できる予定ですので、どうぞ楽しみにしてお待ち下さい。
 
 
11月のいけばな①
2016-11-23
花材
   写真左●サンゴミズキ・菊・ダリア・ルスカス・広葉ドラセナ
   写真右●紅スモモ・ドラセナ・カサブランカ・カーネーション
 
大日如来
2016-11-15
 4月19日にブログでご紹介致しました、仏師 渡邊宗雲師より大日如来の大まかな輪郭が出来ましたとの連絡が入り、翠雲堂の宮川さんのご案内で、住職と宗雲師の工房へ行って参りました。
 
 
 
私は初めてご訪問させて頂きましたが、工房にはたくさんの種類の彫刻刀がありました。「最初は檜の木材を鋸(のこぎり)で切り、原型の彫り始めは彫った木の屑が多いが、だんだん細かくなり、そして粉になり、仕上げになる頃は出なくなる。」とおっしゃっていました。そして宗雲師が取り出したこの機械はイタリア製で、大理石や石膏に彫刻する際に古くから使われている機械で、「星取り機」(ほしどりき)と呼ばれているそうです。
立体測量をする機械で、4月19日にご紹介した当山の大日如来も、この機械によって粘土原型から木材の原型へと、点(星)を付ける星取りという技法で制作されています。
 
     
 
まだまだ未完成で、これから細かい彫刻を施していくそうですが、とても美しい大日如来だと感じました。出来上がると、大日如来の裏側はなかなか見ることができないので、後姿をご覧頂けるのは今のうちです。
 
      
 
この小さなお札は大日如来様の体内に納める木札で、仕上げの時に住職が梵字を書いて納めます。
以前テレビや新聞で、平安時代の末期から鎌倉地代の初頭に活躍した仏師「運慶」の制作した大日如来が発見されたと報道されたことがあります。その仏像のX線写真を撮ると体内に真言密教の教義に基づいた五輪塔が納められていたのを見たことがあります。この大日如来が完成し、これからずっと後世に渡り福寿院に残り、檀信徒の皆様にもご信仰して頂けると思うと、胸が熱くなりました。
 
 そして、お知らせがあります。
  仏師「渡邊宗雲」師が、当山がご依頼しているこの大日如来尊像を彫る実演が、足立区郷土博物館で企画されました。
ご興味のある方は定員制ですので、どうぞお申し込み下さい。
 
  公開講座: 伝統と保存の技術
     11月27日(日)午後2時より
     会場 足立区郷土博物館講堂
         〒120-0001 東京都足立区大谷田5-20-1
         ☎03-3620-9393
 
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