東京都足立区大谷田にあります《宗教法人福寿院》は、寺院経営(宗教活動)を通じて、ご信仰の大切さを広めていきたいと考えております。

 

福寿院ブログ

 
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ねこの日(キャサリンちゃんの一日の過ごし方)
2017-03-02
久しぶりのブログ更新になりますが、キャサリンちゃん情報をアップさせて頂きます。
2月22日は、222で、「にゃん」「にゃん」「にゃん」、ということで、猫の日だとご存知でしたか?
 最近、ご近所の方や、お檀家さん、配達関係の方々に、
「ねこちゃん、最近見ないけど、元気ですか?」とよく聞かれます。
キャサリンちゃんは意外と人気者で、毎日、顔を見に来る方や、スマホの待ち受け画面にして下さっている方までいらっしゃいます。
 現在、本堂新築事業も大詰めに入り、間もなく完成を迎えようとしております。
佛具屋さん、石屋さん、左官屋さん、電気屋さんと、工事関係の方々が、毎日忙しそうに出入りをしているので気が休まらず、猫はおくびょうなのでそれが昼間外に出ない原因になっているようです。
何処にいるかと言うと、実は名誉住職のマッサージチェアーの上が特等席で、昼間の間は一日中そこでお昼寝しています。
夜になると出てきて、じーっと道路の方を眺めていたり、何か獲物が来るのを待っているようにも見えます。キャサリンちゃんはノルウェー・ジャン・ホレストキャットという種類で体が大きいので(しかも肥満ぎみです)ご近所の飼い猫や野良猫は怖がって寄りついて来ません。
 
          
日曜日は、職人さんがお休みなので、このように玄関から外を眺めていたり、
 
  
 
 たまに外に出で、渡り鳥やスズメをじっと見つめていたり、来る人、来る人に愛嬌を振りまいたり、すり寄ったり、そうやって一日を気楽に過ごしています。
 でも、撫で方がちょっとでも気に入らないかったりすると……
 
           
 
このように、急に怒ったり、ひっかいたり、噛みついたりすることがあります!
猫は気まぐれで、特にキャサリンちゃんは野性味がすごく残っておりますので、飼い主もっびっくりする事があります。くれぐれもご注意ください……(甘え噛みされても痛いですよ!)
 
2月のいけばな
2017-02-08
 花材
 写真左●雲竜柳・グリーンアンスリューム・ピンクトルコキキョウ・モンステラ
 写真右●啓翁桜・アイリス・旭ハラン・スプレーマム
 
鏡開き
1月11日は鏡開きの日です。地方によってはもっと早い地域もあるようですが、暮れにお供えしたお餅を仮本堂や客殿からおろしてきました。
 
毎年、三升の鏡餅をご奉納してくださるお檀家様のお餅と、当山でお供えした二升の鏡餅二組です。重なっているお餅の隙間に見えるのは、お餅シートで、お餅をついたときにこれを敷いてその上に並べるためのものです。お餅の重なっている部分にカビが生えるので、今年は試しにカビが生えないようにお餅シートを丸く切って重なる部分や下に敷いてみました。驚いたことに、効果てき面で今年はカビがほとんど生えていませんでした。
 
「よしっ!鏡開きだ」と、勢いよく木槌で叩いてみましたが、大きなお餅はカチカチで何度叩いてもびくともしませんでした。本来、鏡餅は縁起を担いで刃物を使わない事になっておりますが、叩き終わった後に大きな包丁で切ってみましたが、これもまったく刃が立ちませんでした。
 
そこで登場したのが、お餅切り機です‼これが、大変おっかない代物で、鋭い重い刃が付いているので、慎重に扱わないと、刃にちょっと手が触れただけで直ぐに切れてしまいます。テコの原理でカチカチのお餅も一刀両断にみるみる切れて行きました。
       
 
住職が汗びっしょりになりながら切ったお餅を、小学五年生の長男と私で形を切りそろえたり、袋に詰めたりしながら、全部切り終えました。
切ったお餅は後で焼いて、ぜんざいやお雑煮にして頂きました。大きな鏡餅は時間をかけてやいて食べると香ばしく、少し硬いところもありますが大変おいしいです。たくさんあるので、後は大工さんやご来寺したお檀家様に無駄にする事無く全てお配りしました。
鏡開きは大変ですが、子供にも食べ物を大切にする事を教えることが出来、家族で協力しながら二時間がかりでやり終え、楽しい行事に成りました。来年はカビが生えないようにお餅シートを二重に敷いてみようと思います。
 
お正月のいけばな
2017-01-03
 花材
 写真左●若松・百合・千両
 写真中●根引き松・シンビジューム・千両・カスミソウ
 写真右●この花材は檀信徒の方がお持ち下さいました。
     ジャノメ松・千両・ピンポン菊・スプレーマム(ホマロ)・シンビジューム 
     ありがとうございます。
 
明けましておめでとうございます
2017-01-03
  新年、明けましておめでとうございます。
 お陰様を持ちまして、本堂新築事業も無事に進行し、佛具の設営と外構工事を残すのみとなり、落成の日が近づいて参りました。これもひとえに、檀信徒の皆様並びに関係者各位のご協力あってこそと、深く感謝申し上げます。 
 去年のお正月は旧本堂の解体が終わり、更地にて新年を迎えた事を思い起こすと、大変感慨深く感じる次第でございます。
 新本堂の外観も西側の基礎と向拝まわりの御影石による化粧と、正面左右の水受けの設置のみと成り、お正月は参拝の皆様がいらっしゃるので、正面に賽銭箱を設置させて頂きました。お堂内も襖と障子の建具と、須弥壇の装飾、内陣の照明を残すのみと成りました。今月中には佛具を全て搬入し、ご法要を行いご本尊様を仮本堂よりご移動し新本堂に安置いたします。来月から五月三日の落慶式に先立って、ご法事を行えるよう準備を進めて参ります。
 写真中は年の暮れに、毎年もう十年以上同じお檀家様が、境内地の全てのお地蔵様の帽子と前掛けを手作りでお持ちくださって、お取替えして下さいます。今年も新しくなり、お地蔵様も喜んでいるように感じます。写真右は、新年を迎えた仮本堂です。この鏡餅も必ず毎年同じお檀家様が、三升のもち米で作りご奉納下さっております。これも大変ありがたいことで、ご本尊様に代わり、御礼申し上げます。
 当山も檀信徒の皆様に支えられ、良い新年を迎えることが出来ました。ここに深く感謝申し上げると共に、檀信徒の皆様、関係者各位の皆々様にとって、本年も穏やかで良い年になります様、心から深くお祈り申し上げます。
                                             合掌
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